いっこはんこのパン作り

いっこはんこのパン生地は、生地の種類によって極端に水分量を多くしたり、ギリギリまでグルテン量を減らしたり、灰分が高めの小麦粉を使っています。小麦の香り、味わいを大切にするパンであるからこそ、一つ一つのパンの表情には味があります。 “いろんな色味”でも“ブサイクな形”でも“不揃い”でもいいと思っています。

創造を形に・・・固定概念にとらわれない、ゼロから生み出すパン作り。

写真や画像ではなく、目の前にあるパンとの出会い、足を運んだからこそ感じられる小麦粉の香りや選ぶワクワク感を味わってほしいという願いを込めてここにしかないパンをご用意しております。

パン いっこはんこ

  パン いっこはんこ

北海道産全粒粉50%、北海道産小麦粉50%、藻塩。濃厚な小麦粉独特の風味や甘さを楽しめるパンに仕上げました。
乳・卵不使用でほんのりした酸味ともっちり食感が特徴の自家製酵母パン。

国産小麦の 角食パン

北海道産小麦粉100%(春よ恋を中心に3種類ブランド)、藻塩、国産バター、きび糖を使用。
シンプルでしっとり、飽きのこない味わいに仕上げました。 リピート率No.1。

国産小麦の 角食パン
バゲット・トラディション

バゲット・トラディション

北海道産小麦粉100%(TYPE100とキタノカオリを中心に4種類)、藻塩を使用。味の奥深さを追求した自家製酵母バゲット。クラムはもちもち、クラストはバリバリ

発酵バタークロワッサン

北海道産小麦粉(春よ恋を中心に2種類)100%、国産発酵バター、藻塩、きび糖を使用。
サクサクの食感が特徴でバターの香りを存分に感じられます。

クロワッサン
フリュイ

全粒粉・ライ麦粉・スペルト小麦

フリュイ: 北海道産全粒粉とライ麦粉を配合した自家製酵母の多加水パンに、レーズン・カレンツ・クランベリー・オレンジピールを贅沢に加えました。

北海道産全粒粉・ライ麦粉、スペルト小麦全粒粉(北海道産、滋賀県産)を使用。ほんのりした酸味と独特な風味が濃厚で噛みしめると小麦本来の甘みが広がるパンも多数ご用意。

スペルト小麦とは、品質改良されていない原種穀物のひとつで、健康食材として有用され、必須栄養素、食物繊維を多く含んでいます。酵母もそれぞれの小麦から種を起こしています。「スペルトパンペイザン」としてスペルト小麦100%のパンもご用意しています。

チーズブレッド

チーズをたっぷり使用し、食べ応えのある、チーズ好きにはたまらない1品に仕上げました。

チーズブレッド
菓子パン・ 惣菜パン

菓子パン・惣菜パン

メロンパン、クリームパン等の菓子パン

焼きカレーパン他、どの世代も食べやすい調理パンもございます。

トートバック

いっこはんこオリジナルトートバック。シンプルなデザインで普段使いにも。ポイントカード付きでお得にお買い物!

トートバック

<POLICY>

パンの業界は大手メーカーも街のベーカリーも同じような材料を使って、同じような作り方をする傾向があります。見た目の失敗がなくて、大きく膨らむ製パン法です。優先するのは見た目、そして発想の根っこには量を優先とする、食糧としてのパンがあります。その時代の食文化のレベルに合わせたパン作りを教えてくれた先人には、時代に合った理由がきちんとあったはず。今の日本ではフランスのパンを揃えるパン屋が増えています。手に入る材料も変わりました。それでも昔のままの理論や発想が根強く、昔と変わらない作り方が残っています。昔から日本のパンづくりは、しっかりこねて発酵をしっかりとって、グルテンをとにかく強くして大きく膨らませることが1番という視点。生地も扱いやすくボリュームがあるパンを作れるのは素晴らしいことであり、これがメリットだと考えます。ただ、これが必ずしも味を美味しくするための作り方ではないことだと思います。

フランスのバゲットの内相の白い部分をちぎって丸めるとゴムみたいになります。日本で食べるほとんどのバゲットはボロボロと崩れます。何が違うのか結論から言うと、火の通り方が違うという事。その違いがでる理由は発酵のとり方にあります。パンには一定のグルテンが必要ですが、グルテンが強いパンはボリュームがあり、発酵を促進するという事は小麦粉の中の糖が消費されるので甘味が減り、当然味が薄まります。それを“グルテン味“とでも言いますか、その日に食べれば良いけれど次の日には水分の抜けたパサパサのパンになります。皆さんも思う節があるのではないでしょうか?これがデメリットです。つまり、味という面で見れば、当たり前とされてきたこれらの工程はデメリットになります。

いっこはんこの目指すパン作りは、そういった製法とは真逆です。良い素材(ビタミンやミネラルなどの栄養素が豊富な小麦)を大切にしたいので、その為には製法も見直さなければ意味がないと思っています。つまり、ミキシングも最低限。「ルヴァン種やサワードゥなどの自家製の発酵種(自家製の生地改良剤のような位置付け)を使用し、副材料(砂糖やバターなど)にも頼らないルセットも追求。発酵はできるだけ時間をかけて低温でゆっくりと、そうすることで素材が本来持っている豊かな風味(グルテン、でんぷん、酵母、乳酸菌、酵素…)を生み出し、日持ちも良くなります。

週替わり自家製酵母パンなどの情報はFacebookにて。